2017年10月の記事

語彙・読解力検定

10月19日(木)

 

当塾は検定に力を入れている。

英検、数検、語彙・読解力検定など。
しかし今のところ漢検は殆どやっていない。
自習時間に過去問を練習するくらい。
「漢字は自分で調べて覚えることができる。
塾で時間とお金をかけて解説するものではない。」
というのがその理由。
「文章読解・作成能力検定」よりも「語彙・読解力検定」の方が教材が教えやすく、目標設定もしやすいので、国語分野は当塾では「語彙・読解力検定」を勧めている。
語彙・読解力検定3級の内容は、中学3年レベルの国語・理科・社会の知識を必要とするので、定期テスト対策や受験対策にもなる。
総合教科だ。
また社会に出てから必要なのは、相手の意図を読み取る「読解力」と、自分の意見を正しく述べる「語彙力」だと思う。漢字はパソコンがある程度フォロしてくれる。
ただ一般的な知名度は、漢字検定の方がまだまだ高い。
文部科学省認可はやはり強い。
しかし今年になってから、近隣の高校生から外部受験の問い合わせがあり、11月は半数が外部受験生になった。

11月18日の語彙・読解検申し込み、本日締切。

 

 

文化祭のはしご

10月1日(日)

 

市立橘高校と、市立幸高校の文化祭に行ってきた。
今年2月の入試の合格者最高得点を比べると、
橘高校:400点台前半
幸高校:200点台後半
と、学力にはかなりの差がある。

午前中、橘高校に行き、ダンス部、吹奏楽部のレベルの高さに感心し、パシフィコでの公立展でお話しを伺った天文部

の先生が相変わらず情熱と愛情いっぱいに生徒と接している姿を見ることができた。
卒業生の保護者でPTA役員をやっていた知人の「橘高校は生徒の自主性を重要視する、とてもいい学校」という言葉を

、あらためて実感した。

午後から南武線に乗り、幸高校へ。
幸高校は今年普通科開設を期に、川崎商業から名称を幸高校に改名した。
川崎商業時代には、就職氷河期と言われている時期から「就職希望者の就職率100%」をずっと維持し続けてきた高

校。進学率よりこちらの方がある意味価値が高いと思う。
しかもそれを継続できるということは、「就職先で先輩たちが頑張って実績を上げている」という結果だと思う。

午後1時前に幸高校到着。
すぐに体育館に向かったが、残念ながら吹奏楽部の演奏は終わってた。
体育館を出ようとしたら、ステージでマジックショーが始まった。
手品同好会?
いや、レベル高いよ。
きっとプロを呼んだんだろう。
そう思っていたら、在校生。
えっ?
世界大会出場者?!
・・・上手なわけだ。

マジックショーのあとはダンス部のステージ。
午前中橘高校でハイレベルなダンス部を見たあとでも遜色ない。
曲ごとにそれぞれテーマが込められていて、言葉ではなく動きで「テーマ=思い」がしっかり伝わってくるステージだった。
クライマックスでの副部長の挨拶。
副部長は今年膝靭帯断裂を乗り越えて、このステージに立っていると。
「私たちがここで踊れるのは当たり前のことではなく、家族やみんなの協力があったから。みんな、ありがとう!」
まるで短編映画を見ているようだった。
幸高校は、テストの点数は平均レベルでも、生徒ひとりひとりが個性を伸ばし輝くことが出来る学校だと感じた。

中学生になって部活を始めると、土日の殆どの予定が部活で埋まることが多い。
中3になってから文化祭に行こうとしても予定が合わないことが多々ある。
まだ志望校が決まっていなくとも、中3になる前から行ける限りいろいろな高校の文化祭に行った方がいい。
偏差値だけではわからない、自分に合う高校を見つけるために。
それにしても、今の高校生のダンス、レベル高いなぁ~。

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